ガチな初心者には、
アヌビアス系でも注意が必要だ。
一般的にはアヌビアス系は、
初心者におすすめできる育成が簡単な水草の代表選手です。
が、私は何度もアヌビアスを枯らした経験がある。
今では、“ものすごく当たり前な事が原因”なのだが、
水質や温度が適正である状態の中で、当時このことは不思議でたまらなかった。
はじめての人がやってしまう2つのミス。
①茎、根を洗って切って、
②流木に活着させようとビニールタイでギュッ!
アヌビアス系は確かに育成が簡単です。
しかし、茎や根だけはめっぽう弱いです。
このことはショップの店員さんでもなかなか教えてはくれません。アクア歴のある店員さんであるほど、あることを当たり前のようにしてるため、敢えてわざわざ言わないんですね。きっと。
ここで
ウキウキ気分でショップに到着した私の経験談♡を書いておきます。
私:『すいません♪初めての熱帯魚なんですけど、簡単に育つ水草はどれですか??』
店員:『アヌビアス系ならライト、CO2添加なしでも育ちますよ(^^)あとはマツモとかですね』
私:『(金魚のイメージしかないマツモは却下。)それじゃ、アヌビアスください♪』
店員:『ポット入り以外にも、流木に巻きつけてるのもありますがどちらにしますか?』
私:『自分で巻きつけつけるのでポットでお願いします♪』
(欲しい流木はすでにめぼしをつけていたし、勧められたのはあまり形の良い流木ではなかった。)
…とまぁ、こんな流れで、
ポットor流木巻きつけ済みという、
ものすごい二択をさらっと流してしまったわけである。orz
早速、帰宅して、
ポットから取り出して洗って切って、巻きつけました♪
しかし、簡単なはずのアヌビアスが数日で根腐れ、または
白い綿(水カビ)がつき始める
不要といわれたライトまで当ててあげてるのに、
一向に成長しない。どんどん水カビに侵されていく……
ショップで相談しても、水質がどうだ、ライトが強すぎるだので、
当時は核心にはいたらなかった…
私がどれだけアヌビアスのポットを購入する羽目になったか…。
店からすると格好のカモである(笑)
☆結論☆
- 水草についてまだ何も知らない、
- はじめての水草がアヌビアスである、
- 実は観葉植物と大差ないと思っている…ならば、
既に流木に巻き付けてあるのを選ぶことをおすすめする。
欲を言うなら活着済みを選んで欲しい。
そうすれば、店員さんの言うように、
ライトなし、CO2添加なしでも育つ。
ひとまず一件落着である。
しかし、それならば、
ポットで購入した場合はどうすればいいの?
アヌビアスはポットでは育たないの?となるだろう。
が、そんなことはないw。むしろポットで売られるほうが普通なのだ。
『水草』というものに慣れてしまえば、実は当たり前のように気にしている・やっていることで、このような事態には陥らない(=`ェ´=;)
水草について知識がある人は、
以下の工程を行うときあることに気をつけるのだ。
それは、
茎、根を洗って切る際、
『茎、根が特に弱いアヌビアスなら、傷つけないように綿を取らなくちゃ。もちろんハサミorカッターは熱して殺菌しておかないとね♪繊維を痛めないように、切れ味の悪い刃は使わないでおこう。』
流木に巻きつける際、
『アヌビアスは特に茎、根が弱いから、優しく巻き付けよう♪絶対にビニールタイでギュッ!とだけはしないように気をつけないとね』
と思うわけである。
じつはこれ、特別アヌビアスだけに当てはまることではない。
ほとんどの水草でこの知識はとても大事なのだ。
すでにアヌビアスをポットで購入してしまった方は是非このこと参考にして欲しい。
また、すでにアヌビアスの茎や根が腐れていたり、白いモヤが覆っていたら、
一旦取り出し、柔くなっている部分を熱したカッターで切りとってほしい。
経験上、そのままで水カビが消えることはまず無いので^^;
ではまたo(*・∀・)ノ~♪